- 2009-09-20 (日) 23:52
- 日記
今日は死んだ親父の誕生日だ。
花でも買って・・・なんてのは、しゃらくせぇ。
俺のガラじゃねぇや。
だからちょっくら、行ってきますか・・・。
親父が死ぬ一ヶ月前。
K保田弁護士の策略により、ゴルフを始める羽目になった訳ですが、コンペデビューまで、クラブ購入してからたった一週間しかありませんでした。
まともにクラブ振ることすらままならないので、とにかく無我夢中で入門書読みながら一人で練習しまくりです。
当然のことながら初デビューの結果は、それはそれは、ひどい有様。
こんなくそ面白くないスポーツなんざ、二度とやるもんかと思ったぐらい無様な結果でした。
でも、あまりに悔しくて、翌日から親父に頼み込んで指導を受けることに。
歳を重ねるにつれ、なんとなく親父との会話はいつも必要最低限なだけになっていましたから、なんか気恥ずかしい ><
もともとうちの親父ってのはゴルフが大好きでして。
息子がついにゴルフを始めたってのが相当うれしかったらしく、俺以上に練習に熱が入っていたものです。
仕事を早めに切り上げてから、打ちっ放しに出かけるわけですが、季節はもう11月。
さすがに夜は気温も下がり、体の調子が悪い親父を連れて行くのは気が引けます。
週末日中の暖かい時に行くべとは言っていたんですが、連日家に帰ると、親父はすでに防寒具に身を固めて出発する気満々じゃないですか^^;
それからは会議で遅くなる時以外は、毎晩打ちっ放しに出かけたもんでした。
親父はいつも練習場に着くと、微糖の缶コーヒーを買ってきて「飲め」と台に置く。
俺、ブラック派で、本当は微糖でも甘い缶コーヒーは苦手なんだよなぁ・・・と言うのも悪いので「サンキュー」とだけつぶやく。
まだドライバー振れないで悩んでいるのを尻目に、親父はぶん回しながら「なんで振れんのかねぇ」と余裕かましながら、キーンといい音出して飛ばしてたなぁ。
そういや、親父が会社員だった時のエピソードを初めて聞いたのは練習場への移動の車の中でした。
それまで、自分の会社員だった頃の話とかほとんど家ではしてなかったのになぁ。
二度目のコースに出る前の日、ゴルフショップへカッパを買いに行きました。
親父と二人きりで買い物に行くなんてのは、何十年かぶりだったよなぁ。
しかも、人がカッパのサイズ探してる間に、親父は一人で勝手にクラブ売り場へ移動済み。
クラブセット見てニヤニヤしながら、「春先になったらコース連れってってやるよ」って偉そうに言ってたなぁ。
・・・車出すのは俺だろうが。
『絶対、上手くなって見返したるわ!!』って思っていた矢先、さっさと逝っちまいやがって・・・。
けれども、あの時K保田弁が俺に無理矢理にでもゴルフを始めさせなかったら、きっと、ほとんど会話もないままの別れだったのかもしれませんね。
親父が死んでからは、練習場に行く事どころか、ゴルフクラブを握ることすらできなかったのですが、最近やっとやる気になってきました。
練習場に着き、今日はいつもの無糖ではなく微糖コーヒーを買い、台の上へ。
親父がいつもふんぞり返って座ってた席には、親父が愛用してた帽子を置いて。
あの時、ほとんどまともに当たらなかった&飛ばせなかったドライバーを持って、打席に入り、打つ。
キーン、キーン
ほれ、見てみ。
当たってるどころか、ちゃんとまっすぐ飛んでんだろが。
って、言ってやりたい奴はもういないんだよなぁ・・・。
・・・秋ってヤツは人をセンチにさせるから嫌いだよ。
関連するネタ
- Newer: 芸能人の○○に似ている
- Older: 私の恋愛身分証明書
←新着お知らせ